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ICUでの7学期間の時間割 と 単位数の計算 をあらためてまとめました。ほんとうはそれぞれの授業の内容や感想を含めて振り返りたかったけれど果てしないからそれはまたいつか。

 

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今学期のこっちの授業スケジュールとは比べ物にならないくらい授業つまっていて驚いた。どおりで授業の少なさに慣れるのに時間がかかったわけだ。

 

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単位の状況についてはこんな状態。

毎学期17単位くらいとった上で交換留学に挑んでいるひとはもうほとんど卒業確定なのか、すごいなあ。

 

逆に言うと、わたしは1年目はわりとゆとりをもって少なめに授業組んでいたのに、まあまあ卒業できそうで安心してる・・・

卒業研究の9単位をのぞくと、残りは34と2/3単位。交換留学で取得した単位のうち20単位編入できるとしたら残りは14と2/3単位。ぜんぶElectiveだろうからすきなように授業組める。安心してよさそうだね。わたしの計算と理解があっていればおそらく大丈夫、おそらく。ああ忌々しき体育・・・

 

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ICUの交換留学の単位編入については、原則上限は40単位。PE:2単位  AM:10単位  FDN:9単位 がそれぞれ上限。イギリスの大学への交換留学生は、通常20〜30単位編入されるという説明をされたからそれを信じている。

 

単位編入の面接のために用意しておかなくてはいけないもの

  • 履修したすべての授業のシラバスのハードコピー
  • 学年歴(Term Date)
  • 単位と成績の換算基準
  • 学位取得に関する書類

 

単位編入されるかどうか、そのくらいされるのかは帰国後に復帰した学期(2017Autmn)の成績発表のときにわかる。あまり単位編入をあてにしていないからすこし気は楽。

 

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ひととおり整理したらすっきりした やっぱりこれだなというかんじ。

 

 

 

 

 

 

 

week 6 は Reading week といって1週間授業がない。今週は自由時間。

 

わたしは Media, Film and Music という学部に所属してて、この学部のひとはだいたい同じ。school や department によっては授業が通常どおりある場合もあるみたいだけれど、基本的には 学校全体がおやすみモードになっている。本来の意義としては、week1〜week5までに読めなかったリーディングをこなしてキャッチアップする期間。また、ほとんどの場合はそろそろ assignment の提出期限が迫っているころだから課題をやるべき期間。

 

でも実際には、[ 前半(week 1〜5)と後半(week 7〜12)の間の休憩時間 ]っていう認識になっちゃうのは仕方が無い気がするなあ。実際は、パリ旅行くらいの旅行をする学生が多いみたい・・・(日本に例えると東京の学生が大阪への旅行に行くかんじ?かな?)

 

先週の土曜から数えるとわたしには10連休ある。普段から土日のどちらかは遊んでどちらかは勉強するって決めてるから、この連休も同じスタンス。

 

わたしは 今週来週と提出しなくてはいけない課題がいくつかあるから、有り得ないくらい紅茶をガブガブのみながらやっております。ほんとうのことを言うと、月曜日と火曜日は 洗濯や洗い物、部屋の模様替え、棚や引き出しの整理などなど 時間がある時にしかできないことをしてたら夜になっていたなあ。学食でピザを食べながら人生のはなしとかもしたなあ。リーディングウィーク3日目の水曜日である今日は確実に終わらせなくてはいけないことがあるので、終わらせます。といってももうお昼。

 

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昔から「まとめる」という作業がすきで、このかんじに名前はないのかなとずっと思っている。潔癖性とか完璧主義みたいなズバっといい表す表現に未だに出会っていないから、これはあまりメジャーなフェチズムではないのかなと。(じぶんでは勝手に「管理中毒」「マネジメント好き」くらいがニュアンス的にいい具合かなって思ってる。) そんなフェチズムのせいで記事という形に落とし込みたいテーマが次から次へとわいてくる。な〜んだかおもしろいなあ。

 

 

 

イギリスの大学と日本の大学とでは、授業のシステムが大きく異なる。とはいえ、日本の大学のシステムを実はあまり知らないので(なんせICUの授業システムもわりと特徴的らしいから・・・)ICUの授業システムと比べてしまう。

 

表を作って比較しようかとおもったのだけれど そもそも比べられないことがあって項目ごとに分けるのが難しいので やめました。

  

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ICUは3学期制(春学期・秋学期・冬学期)。日本の大学も2学期制のところが多いかもしれないけれど、イギリスの大学もほとんどはセメスター制(2学期制)らしい。

 

サセックス大学は、3学期制( Autumn Term・Spring Term・Summer Term)。

 

長期休暇は、Christmas vacation・Easter teaching break and Spring Vacation・Summer vacation の3回あるらしい。これらの休暇を挟んで各学期の課題提出の期間が設けられていることもあって、[ Autumn Term : ○○月○○日〜○○月○○日 ]と明記しづらいので詳細は割愛。

 

大学が発表しているスケジュール(Term dates 2016-17)によると、

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というかんじ。

大まかに書いたから省いた部分には Private study period・assessment period などの期間が設けられている。

 

個人の授業スケジュールや課題提出期日などによってそれぞれの期間に変動があるんだろうとおもう。ICUでも期末試験期間の最終日に試験がある授業を履修していたら夏休みがはじまるのが遅くなるし、試験がない授業だったら他の人より10日くらい速く夏休みを迎えられるみたいなことがあるので、たぶんそんなかんじ。

 

日本でこのスケジュールをみたときにはハッキリしていないせいで先のことがなんだか想像がつかなくてイライラしていたけれど、こっちで学期がはじまるにあたって自分のスケジュールが把握できたときすごい安心したのを思い出す。分かるひとには分かるであろう、じぶんの予定を把握するあの安心感。(ちなみに現在は1月以降の予定がハッキリしていなくすこし心がソワソワ・・・しかもAutumnとSpringの履修希望しか出していないから Summer Term の存在がよくわかっていない・・・)

 

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Autumn Teaching Modules 16/17の時間割

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 履修している授業はこの3つ

  • Digital Environment
  • Practising Cultural Studies
  • Media, Memory, History

 

慣れるまでに時間がかかったのは、1日1コマ(多くても2コマ)しか授業がないこと、全休がたびたび生まれること。今度改めてまとめようと思うけど、ICUで勉強した7学期間(7学期ってすくなくかんじる!)わりとずっと忙しい日々を送っていたから、授業数の少なさにしばらくすごく違和感があった。じぶんの自由に過ごせる時間がかなり増えたということは、自らのマネジメント力や意志が重要ということ。何事も自分次第。

 

他の学生をみているとまだこのことに気付けてないひとや気付いてはいるけれどどうすればいいのかわからないひと、結局遊んじゃうひとなどほんとうに様々。まだまだ日々模索中だけど、自由ってあまり自由じゃないんだなあと思った。

 

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こちらの授業は、Lecture・Seminar・Workshop でわかれている場合が多いみたい。

 

 わたしが今学期履修している3つの授業(Digital Environment・Practising Cultural Studies・Media, Memory, History)はどれも、 Lecture と Seminar で構成されている。Lecture(講義)とSeminar(ディスカッション)を交互に受けるかんじ。

 

わたしが特徴的だとかんじたのは、毎週かならず Reading課題がだされていること。授業ごとに Essential Reading は1週間あたり2〜3つはかならず出されているから、毎週10前後のリーディングをしていると考えるとなんだか自信に繫がる気がする。Essential Reading 以外にも Optional Reading ・ 動画視聴 ・ pre-seminar task ・ debate preparation ・ group task などが出されることが多い。

 

シラバスや課題提出期日が確定しているために前もって課題のスケジュールを組めることが個人的にはすごく快適。

 

わたしはタスクマネジメント・スケジュール管理がすきすぎるから、前の週のうちにスケジュール帳に書き込んでおいた日々のタスクをこなしていくことがなんともいえない充実感が得られる。Essential Reading だけでも量・内容ともに膨大なので、基本的にはそれをかならずやることを目標にしている。よっぽど時間があまったりしたとき以外は、何度でも読み込んでサマリーにまとめて、ひたすらに理解を深めることに重きを置いている。

 

もちろん、Reading課題以外には、授業後とに正式なassignmentがそれぞれある。これは当たり前だし、どこの大学でも一緒だね。がんばりましょう。

 

リーディング・予習課題 → レクチャー → 復習 → セミナー → 復習 → リーディング・・・というサイクルでわたしは勉強しています。このくらいしつこい予習復習スタイルがわたしには合ってる気がする。

 

授業に関しては、全体的にはICUと似ているかなという印象。わたしの経験上 ICUでのよくあるパターンは[ 講義+定期試験 ] や [ 授業&ディスカッション ] や [ 原典購読&ディスカッション ] が多い(とおもう)。他の日本の大学だとディベートやディスカッションなんてあまりやらないという話をよく聞く気がする。あとICUだと日本人以外の教員が数多くいて、英語で開講される授業(E開講)と日本語で開講される授業(J開講)と使用言語が複数ある授業(J/E開講、E/J開講)などと様々なパターンがある。わたしはE開講のほうがすきでよくとっていたから、使用言語の面ではさほど新鮮みがないかもしれない。

 

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イギリスでは、成績のつけ方が特殊。すくなくとも日本とは違う。「75点なんてとれると思うな!」みたいなことを教員の方々に頻繁に念を押される。「70点以上とれたら即論文出版できるレベル」とさえいわれたのがすごい面白い。この習慣はどういう経緯で根付いたんだろう。100点がないカルチャーにいるのがおもしろくて仕方ない・・・

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なにがおもしろいって、イギリス以外の国の教育システムに慣れているひとはがっかりしないでねっていう教員からの配慮がそこかしこにみられる。成績がつけられる課題が出されるたびに評価基準の説明を細かく丁寧にしてくれる。

 

1年生の夏にSOASで6週間勉強して、成績受け取ったときに80%に達してないことに納得いかなくて皆で抗議しに行ったのが懐かしい・・・

 

やらなきゃいけないことは変わらないから、そんなに大きな問題ではないかもしれない。ICUでも日本の他の大学でも、楽にAがとれる授業みたいなのはどこにでもあると思うけど、こっちは無さそう。一貫された成績の評価基準にのっとって全ての評価がなされるから、楽に良い成績はなかなか取れなそう。

 

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今学期履修している授業の内容に触れようと思ったけれど、また今度。